もりたけしに訊け!〜説教番長の屋根裏懺悔室〜

彼女はいません。

じゃあ大丈夫だ。好きな人はいるの?

いや〜、周りがほとんど男なんですよ。

男が好きなの?(笑)

いやいやいや。女性が大好きです。

なんでそんな話をしたかというと、恋愛とかしていると気持ちが尋常じゃなくなるじゃないですか?

ありますね。

そういう時にどれだけ仕事とプライベートを割り切れるか。割り切れない人はたくさんいますけどね、俺の先輩でも。

やっぱりでも……。

誰とは言わない(笑)。逆に恋愛のエネルギーを作品にぶつけた某先輩もいるし。
いや、ただね。恋愛のエネルギーとか、パトスとか、情熱っていうのは、作品に出るじゃないですか。
ものすごく思い入れを持って創られたフィルムって、エネルギーが塗り込められるよね。

はい。

良くも悪くも伝わるんですよ。
それだからこそテンションコントロールというのは大事。
体調管理はもちろんのことだけどね!

今回の番長のおことば
上に向かって吠えても誰も聞いてくれない

何か意見を言うならせめて同じ土俵に立ってからすべき、という事。
若手の頃は状況が見えていないからピュアな気持ちを持っている反面、視野が狭いんです。

はい。

だからプロデューサーとか上の人達はお金儲けだけで、俺たちの味方じゃないと思いがち。でも実際はいろんな事情があるのにペーペーにはわからない。だからそんなヤツが上に吠えても説得力がないんです。

なるほど。

自分の意見を通そうとしたら同じ目線になることですよ。言い方を変えれば経験を積んで視野を広げましょう、ということ。
逆に上から下に言うのは、すごく響くから。

ははは。

自分が世間に対して意見を言いたいなら、同じ高さに立ちましょう。
それまでは我慢する。
我慢して下積みして、言えるようになって言いまくると……
このように敵が多くなる(苦笑)。

ええ〜。

俺、みんなと仲良くしたいのに〜(笑)。

そうだったんですか。

いや、でも男は戦いだから。
俺がいま、いろんなスタジオの仕事を手伝っているのは2つ理由があるんです。

はい。

ひとつは各スタジオの現状を把握するため。あとは自分のためのトレーニングだよね。
最近はどこも白味、線撮りが多いよね?

確かにそうですね。

だから俺が頑張って早くコンテを終わらせるから、その時間を現場にやってくれ、と。
せっかく時間作ったのに放置されるのが一番困るけど(苦笑)。

よくあるんですよね。

俺の作った2週間を使ってくれと。でも寄付した“お金”はそのまま使われるわけないんだよね。

あ〜、そうですね。

それでも1日でも時間が現場に落ちてコンテンサスが取れるなら、その時間を俺が稼ぐと言うんだけれど、焼け石に水に近いね。

ははは。

(この後アニメの制作についての雑談は尽きないのであった)

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