ドクトルFのCatch as Catch Can

その拾四 アメリカ道中(前篇)!

イラスト/近藤ゆたか

ハロー!
いや、ここはやっぱ陽気にハーイ! といこう!
能天気なところだけ、アメリカン。というかラテン?

そんなわけで、今回のキャッチは、ドクトルFとともに、サムシング吉松(アニメーター吉松孝博)、サトタツ(アニメ監督の佐藤竜雄)、くすべえ(楠部工)、シンヤ(「少年エース」編集・新屋)、タカハシクン(演出・高橋くん)という総勢6名で行ってきたアメリカンリポート。つーかドクトルF旅の記録(笑)。後編はドラゴンマン・メイキング(主題歌収録も!)もあるので、今回は読み流してください。近藤絵師はお留守番だ。すまん、コンちゃん。いつか一緒に行こう。
特別に『闘え!ドラゴンマン』のメイキングスチールもこちらでちらっとお見せしちゃおう。ちらっとね(笑)。

わしらの目的は、WWEというアメリカ最大のプロレス団体が年に一度行う最大イベント『レッスルマニアXXIV24)』を現地で観戦すること。年に一度の大イベントが24回目、つまり24年続いているわけだ。
そして、もうひとつの目的は『闘え!ドラゴンマン』の撮影だ(笑)。
WWEは、エンタテインメント・プロレスとして、ショーとしても派手で豪華。更に最大といえる『レッスルマニア』では、いろんな意味で規模が違う。ちなみに、今回の会場シトラスボウルでは、入場者74,635人! チケットセールスだけで585万ドル! 100万ドルって……1ドル100円で計算しても1億! つまり、チケットだけで、5億8,500万円ってこと!?
これにグッズの売り上げなどが加わるんだから、桁違いだ。
「ぅれっするぅぅめぇにあぁぁ!」
という開催のアナウンスとともに、頭上を爆音をたてたジェット機が(戦闘機かどうかは……わかりません)! ヘリコプターは飛び回る、電飾モニターつけたブレードランナーに出てくるような飛行船も飛ぶわ、オープン(屋外)の会場ならではの開放感! わかりやすくいえば、国立競技場のようなものだろうか。アメフトの競技場なので、かなり作りは違うけれど。
いうなれば、あの異常な74,635人の歓声とびっくりするほどの花火(実際、上の方の観客はやばかったらしい)、炎、ライティング、それにパフォーマンスを生観戦したい。そこにいる74,635分の1になりたいからなんだと思う。いや、マジでクセになるぜコイツは。

オーランドに到着した当日夜にメインイベントの『レッスルマニア』観戦。着いてイキナリこってりしたメインディッシュだった。グズグズとその感動の嵐をここでたっぷり書きなぐりたい気もするけど、今回は何しろ移動が多い。WWEとスーパースターズ(プロレスラーのことをこう呼ぶ)の移動に合わせて、『レッスルマニア』(ちなみに私のお気に入りは、ジ・アンダーテイカーです。16戦連勝!)から翌日の『ロウ』(フレアー選手引退の挨拶にたくさんのスーパースターが! 涙!)『スマックダウン』(アンダーテイカーとケインの共闘のかっこ良さに以下略)と観戦。
もはや、ただの追っかけである。
しかし、最終目的地、ラスベガスでは一攫千金の夢、ジャックポッド! もり(たけし)さんも過去に当てたって話じゃない? 続かなければ! と夢はメタボなおなか並、広がった鼻の穴から射幸心が見え隠れするような状態だったんだが……。今ここでこれを書いている時点で、ダメってことね(笑)。

(写真1)うんと遠くにいるドラゴンマン。「スタンドバイミー」テイスト漂う。 (写真2)撮影するわしら。あ、これはただみんなで線路を撮っているだけだった(笑)。 (写真3)白熱するサムシングの演技指導! でも自分はコスチューム(サウナスーツ)ではないので大丈夫。 (写真4)これがまた暑苦しいMIB(メン・イン・ブラック)。暑さで弱っているところ。

宿泊したホテルのそばには、良い感じの線路が。日本よりもやや青みの強い感じの空をバックにいい感じの絵が撮れそうだ、と撮影開始なドラゴンマン。遠くにぽつんといるのがドラゴンマンだ。 (写真1)
こうやって合間合間で撮影していくという、ロードムービースタイル(?)がまさにドラゴンマン。(写真2)
オーランドからマイアミへ! 
マイアミ!
青い空、輝く太陽! 
マイアミ! 青野武のナレーションが頭ン中に響く。
で、実際に見ると、これがまた本当に素晴らしいビーチ!
大西洋に足をつけて、夢は七つの海に足をつける男。
どこまでも続く白い(本当に真っ白)砂浜と灼熱の太陽(熱帯! 赤道近っ!)の中で撮影するドラゴンマン。(写真3)
ドラゴンマンも黒服の男(彼の地では、メン・イン・ブラック! と実際に呼ばれていた)も汗ぐっしょり。
しかし、子供には大人気だったぞ。

飛行機の中だけで40時間というまさに大陸移動な旅。トランジット(乗り換え)の待ち時間やチェックイン、セキュリティ通過などを入れると48時間以上を移動についやしている。まるまる2日間以上空港か飛行機にいるってことだもん。成田からニューアーク(12時間40分)ニューアークからオーランド(2時間43分)オーランドからマイアミ(1時間10分)マイアミからヒューストン(2時間56分)ヒューストンからラスベガス(2時間26分)ラスベガスからヒューストン(3時間43分)ヒューストンから成田(13時間30分)。
あらためて書き連ねるだけでも、足がパンパン、エコノミー症候群手前になりそう……そんな行程じゃないか。
とまあ、あくまで旅の記録の今回のキャッチでした。

というわけで、次回は「ドラゴンマン世界を往く! マイアミからラスベガスへ!」。ラスベガスで闘うドラゴンマンと謎の黒服! あんまり期待しないでください(笑)。(写真4)
スィー・ユー・レイター、アリゲイター!

(2008/04/25)


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