「最悪だぁ!」というレントンのモノローグが印象的な第1話。教科書にも載っているような偉大な父を持ちながら、日々鬱々として過ごす少年レントン。家業を継ぐか、軍人になるしかないと、自分の将来に半ば諦めムードだが、実は反政府組織である*ゲッコーステイトに憧れ、彼らのように自由に生きたいと思っている。そんなレントンの部屋は、ホランドやタルホのポスターだらけ。ホランドというアイドルに憧れる、いわば普通の少年だったレントンがエウレカやゲッコーステイトと出会い、どのように成長していくのだろうか。レントンの未来を変えていく美少女エウレカが、満月の光を受けて登場するシーンが美しい。「ある日突然、美少女が少年の部屋にやってくるというのは、アニメの王道。王道から始まって、そこからどう離れていくかを考えていた」と監督は振り返る。エウレカを見て頬を染め上げるレントンだが、この出会いが、世界を巻き込む物語へと今後進展していくことになる。 ちなみに、レントンのお祖父ちゃんアクセル・*サーストンは第1話だけの登場予定だったが、青野武さんの演技に惚れこんだ監督の要望で、最後まで活躍するキャラクターになったとか。青野さんのアドリブから、ふがっと鼻を鳴らすサーストン家の癖も作られたらしい。
「*」のマークのついた文字をクリックすると用語説明ページ(DICTIONARY)に飛びます。 参考文献:BOOKLET『Psalms of Planets Eureka seveN Complete Best』
映像配信
DVD第1巻に収録。