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軍の圧力で空港が封鎖され、逃げ場を失う月光号。ホランドは急いで救出に向かう。そして、エウレカは「一緒に行こう」とレントンをゲッコーステイトのもとへと誘うのだった。

 ぎゅっとエウレカに手を握られ、頬を染め上げるレントン。好きな女の子と両思いに……なんて上手くいくはずないのだが、ピュアなレントンは舞い上がり、彼女の抱えている問題に気づく余裕はない。祖父アクセルに別れを告げ、*ベルフォレストから旅立っていく。「修行する」というレントンの言葉を、自分のもとで修行することだと勘違いしたアクセルは涙まで流すが、気づくとレントンはニルヴァーシュの中。その行動力には、アクセルも唖然とするばかり。この話数には、「すれ違い」が様々なところに散りばめられているのだ。
 そう、レントンは猪突猛進するだけで、まだ何も見ていない。モノローグで「想像が足りなかった」と言っているように、レントンは肝心なものを見逃している。セブンスウェル現象も、エウレカの気持ちも。レントンの脳内にはまだ「現実」の二文字がないのだ。
 だが、憧れの*月光号に乗ったレントンは、そこで「現実」に直面する。普通の少年レントンを前にリアクションの薄いゲッコーステイトの面々、見たくなかったパンツ姿のホランド、さらにはエウレカが「ママ」だったという衝撃の事実。しかもちびっ子たちには、思いっきり睨まれるし。少年の夢は、旅立ちと同時に玉砕してしまうのだ。 この話数、監督はギャグの見せ方で試行錯誤したとか。未公開となってしまったが、DVD特典でのみ見られる映像もある。あまりにも面白かったので、是非特典に入れてほしいと監督の要望があったらしい。

  「*モーションブルー」解説
(c) 2005 BONES/Project EUREKA・MBS