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廃墟と化したヴォダラクの聖地を訪れた一行。リフに興じていたレントンは、突然ホランドに殴られ、泣いて廃墟へ飛び出していく。彼を追ってきたエウレカは、かつてこの地で起きたことを語りだす。

 美しい空の都――。かつてはそのように呼ばれていたヴォダラクの聖地「シウダデス・デル・シエロ」。*グレートウォールへと続く巡礼の地は、戦闘で朽ち果てた後も、人足が途絶えることはない。ティプトリーを降ろした後、早々にこの地から退散するつもりだったホランド。タルホはそんなホランドの態度に、いらいらが募っているようす。そんな二人の険悪なムードを知らずに、リフに興じるレントン。「この場所ができたことに感謝する」と、言ってはならないことを口にしてホランドに二度も殴られてしまう。ホランドにとっては忘れえぬ地だったとしても、レントンはこの地で起きたことを知らない。ヴォダラクが大量虐殺にあった場所も、この時のレントンにとってはいいリフスポットでしかなかったのだ。殴られた理由が分からず悔し涙を流すレントンだが、この後エウレカから衝撃の事実を知らされる
 ここで大勢の人間を殺した。好きな女の子から、こんな告白をされたらどう思うだろうか。エウレカの子どもたちは、エウレカが殺した人間の子どもだったという事実。ゲッコーステイトは憧れのヒーローではなく軍の「人殺し部隊」だったという事実。自分も、そんなゲッコーステイトに加担しているのだという事実。それでもレントンは自分の信念を貫こうとする。一緒に行こうと手を伸ばすレントンに、ニルヴァーシュは反応。エウレカとともに、軍の定時爆撃を止めるため出撃する。月光の照らす中、エウレカの涙を見るレントン。この先に何が起こるのかも知らず、レントンはエウレカを守っていくことを選んでいた。
 ゲッコーステイトの正式メンバーとなり、個室も用意してもらったレントン。彼らの過去を知った以上、喜んでばかりはいられない。メンバーになるということは、彼らと運命をともにするということでもあるのだ。

  
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