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地殻変動によるトラパーの大量噴出の情報を得た一行は、リフを楽しもうと弾道飛行を行う。だが到着したのは廃棄された軍の基地。タルホとの宿命の地で、ホランドは消えない過去と向き合う。

 地殻変動で起きた波を追いかけ、なんと弾道飛行をする月光号。宇宙から初めて見る星に感動するレントン。ティプトリーの言っていたグレートウォールの外観も初出。なぜか眼下のグレートウォールに哀しげな表情になるエウレカ。でも、レントンは背に当たったエウレカの胸の膨らみの方が気になってしかたがない。そんなところがレントンらしくて微笑ましい。
 というわけで、レントンにとっては「無重力万歳の日」となったのだが、大人のカップル、タルホとホランドの空気は重たかった。到着地点を軍の廃基地である、*マナアキ基地に設定したタルホ。そこは、大波が来る場所ではない。ホランドとタルホが共に歩む決意をした思い出の地。あの時と変わってしまったとタルホはホランドを責めるが、ホランドは逃げ腰だ。逃げたい、忘れさせてくれと弱音を吐く。そんなホランドを抱きしめるタルホは、弱い男を支える気の強い女性といったところか。「彼女は気が強いわけではない、頑張っているから強く見えるだけなんです」と監督。今後明らかになるホランドやタルホの抱えている問題を考えると、タルホはホランドを支えようと頑張っていたし、ホランドは単に弱い男ではなかった。そんな重たい空気の中、スカイフィッシュの群れが飛ぶ。エウレカと接近できたことに喜ぶレントンの気持ちが引き寄せたのかもしれないが、タルホとホランドの間にも、僅かでも希望があったのかもしれない。
 だが、追い討ちをかけるように新たなキャラクターが登場する。デューイ中佐が「あれ」と呼ぶ少女、*アネモネだ。鼻血を垂らし笑顔を見せるピンクの髪の少女に、悪い予感は拭えない。

  「*ハイアー・ザン・ザ・サン」解説
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