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タイプ・ジ・エンドとの戦闘で意識を失ったレントン。彼は夢の中で、エウレカとアネモネに出会う。一方、月光号はレントンたちと連絡の取れぬまま、イズモ艦と砲撃戦を繰り広げていた。

 アクペリエンスシリーズの第一弾。「向こう側」と呼ばれるコーラリアンのゾーンの中で、レントンは悪夢のような体験をする。泥人形と化した生徒たち、黒板から舞い飛ぶアゲハ蝶、客観視する自分、冷蔵庫の中に入ったアネモネ、スカイフィッシュ……。夢分析ができそうなイメージの数々が連なるが、これは単に夢の世界ではない。直接会ったことのないアネモネが登場し、レントンに人の悪意を代弁したし、エウレカはレントンをゾーンの中から救い出した。また、第一期オープニングにも登場する「原初の海」が登場するのも見所の一つ。レントンはそこで姉ダイアンの姿を見る。それらが全て夢ではないとしたら、コーラリアンとはいったい何なのだろう。単なる自然現象ではないはずだ。茫漠と広がる原初の海を前に、しっかりと手を繋ぎあうレントンとエウレカ。二人は無事にゾーンからの生還を果たす。それとは対照的に、たった一人で気を失っているアネモネの姿が哀しい。
 その頃、レントンたちの帰還を待つ月光号は、同じようにアネモネの回収を任務とする塔州連邦軍と戦火を交える。コーラリアンの影響でコンパク干渉計に異常が発生し、両者とも思うように身動きが取れない。イズモ艦では、ドミニクが*ユルゲンス艦長に頭を下げ、ジ・エンドの回収を頼む。これまでとは打って変わったドミニクの態度には、アネモネへ任務を超えた感情が見える。それにしても、ユルゲンス艦長とドミニクはけっこういいコンビかも。監督も、最終話まで続く関係になるとは、この時はまだ考えていなかったという。

  「*アクペリエンス・1」解説
(c) 2005 BONES/Project EUREKA・MBS