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コーラリアンのゾーンから戻ったレントンは、アネモネと現実世界で出会う。だが、彼女とエウレカは、共鳴するように苦しみだす。薬を手に入れるため、レントンはドミニクと共に町へと向かった。

 エウレカとレントン、アネモネとドミニク。二組のカップルが、この話数で初めて顔を合わせる。コーラリアンから生還した後、ひどい頭痛を訴えるエウレカとアネモネ。彼女たちを救うため、レントンとドミニクが薬を調達に行くのだが、この男二人のやりとりが絶妙。ドミニクの天然っぷりには、レントンも「本物」と認定。軍人なのに地図の読み方すら分からないのには驚きだ。「ドミニクもアネモネも、いわゆる漫画的なキャラクター設計をしています。それに対して、レントンとエウレカは現実的。人気は、もしかしたらドミ・アネの方が高いのかもしれませんね」と監督は言う。それでも、最終話付近で見せるドミニクの男らしさは、レントンに似ているようだ。漫画的だった二人が、現実のカップルとして着地するということか。
 そして気になるのは、二人が向かった*サリサオルネの町。コーラリアンの影響で町が壊滅するほどのダメージを受けているが、そこで何が起きたのか作中では描かれない。また、レントンが病院で見た、コンパク・ドライヴを見つめたままの女の子。*「絶望病」という病気らしいが、これもコーラリアン現象と関連しているのだろうか。
 そしてもう一つ気になるのは、ドミニクが医師から貰った薬だ。普通の人間ならば致死量に当たる薬をドミニクは受け取るが、エウレカとアネモネは大丈夫なのか?「お互い、やっかいな女に惚れたもんだ」とドミニクが言うように、二人の少女が只者ではないことだけは明らかだ。

 レントンたちが元の場所に戻ると、塔州連邦軍による攻撃が開始される。エウレカを守るというレントンの言葉に、再びニルヴァーシュが自律機動。シールドを張り、二人を守る。エウレカを抱きかかえるレントンは、最初の頃に比べるとぐぐっと男らしく成長しているようだ。「この話数では、レントンをかっこ良く描きたかった」と監督が語るように、レントンは主人公として少しずつ成長を続けている。
  「*ザ・ビギニング」解説
(c) 2005 BONES/Project EUREKA・MBS