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パンチャの実を求めて、幼少期を過ごしたコントロラドを訪れたレントンたち。一行はお尋ね者であることを隠し、レントンの親戚に歓待されるが、ひそかに軍に通報されてしまう。

 教科書にも載るほどの偉大な父親を持つレントン。レントンが幼少の頃を過ごした町、コントロラドでは、父アドロック・サーストンは酒瓶のラベルにもなっている。その*コントロラドの町に、マシュー、エウレカとともに向かうレントン。世界三大栄養食品の一つであるパンチャの実が目当てなのが面白いところだが、レントンの顔は浮かない。それもそうだろう。久しぶりに再会する親戚に、お尋ね者の仲間になりました!とは言えない。しかも、アドロックを英雄視している叔父のユカタンは、仲間を集めてアドロックの歌まで披露する。父親のことを知らないレントンにとって、それは居心地の悪いもの。真実かどうかも分からないのに、父親がただ英雄視されていることに、我慢ができないようすだ。最終的に、マシューとエウレカを軍に引き渡そうとしたユカタンに、レントンは銃口を向ける。レントンはもう小さな子どもではない。家族から離れたところで、自分の生きる道を見出している。だが、この時のレントンは知っていたのだろうか。ゲッコーステイトを庇ったと疑われたユカタンが軍に連行されてしまうことを。エウレカを救うために、一人でニルヴァーシュを操るレントン。その高揚した気持ちには、他者を思う隙間はなさそうだ。「僕は僕だ。誰にも邪魔されたくはない」と語るレントンの姿には、自分一人で生きられると勘違いをした少年らしい高慢さ が表れているようにも見える。
 ところで、どうしてレントンはニルヴァーシュをうまく操ることができるんでしょう。「この頃のニルヴァーシュは、エウレカよりレントンに興味を持っているんです。エウレカを守るといったレントンに」と監督。このニルヴァーシュの気持ちはエウレカに伝わらず、この後、レントンとエウレカの間に溝が出来ていく

  「*ヒューマン・ビヘイヴュア」解説
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