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修理のため廃坑に身を隠す月光号。エウレカと気持ちがすれ違うレントンは、資材探しの最中、奇妙な家を発見する。そこで彼は、コーラリアンの内部での夢を再び体験するのだった。

 傷ついた月光号の機体を修理するため、*ハッシエンダの廃坑に身を隠すゲッコーステイト。枯れた洞窟の中、トラパー濃度も低い。それに合わせたかのようにトーンダウンしているレントンとエウレカのカップル。エウレカは、レントンに対して完全に心を閉ざしてしまったのか、口をきこうともしない。好きな女の子にシカトされて、レントンもさすがに傷ついたようすだ。ニルヴァーシュと心が通わなくなってしまったことは、エウレカにとってそれほど辛いことだった。かつてニルヴァーシュとともに発見されたというエウレカは、ニルヴァーシュを唯一の心の拠り所としていたのかもしれない。そして、時が止まったかのような廃坑で、眠気を訴え横たわるエウレカ。小刻みに震える瞼は、レム睡眠の証だとか。これは、幻覚作用を引き起こすというトラパーによるものなのだろうか。
 同じように、大きな家の中で眠りに落ちるレントン。幸せそうな家族の声、無数に飛ぶスカイフィッシュが表しているものは何だろう。夢現の境は曖昧で、家すらトラパーの見せた幻なのかもしれない。しかし、夢の中であっても、レントンはtype the ENDからエウレカを救おうとする
 この巨大な洞窟の大きさを表現するのに苦労したと監督。その苦労も叶って、廃坑内の描写は見事。光と影、フェードアウトとホワイトアウト。廃坑に一幕の劇が広がるような演出も決まっている。夢幻ワールドを堪能してほしい。

  「*オポジット・ヴュー」解説
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