体調がますます悪化するエウレカに、レントンの悩みも深くなる。二人の関係が回復することはなさそうだ。当初の元気なレントンに戻ってほしいところだが、物語は容赦なくレントンを悲劇に陥れていく。自分の変化を恐れたエウレカが、ニルヴァーシュからアミタドライヴを外すと、ニルヴァーシュが自律機動。洞窟の奥に連れていかれたエウレカは、スカブコーラルに飲み込まれてしまうのだ。 そのスカブの中に注目したい。そこは本棚がずらりと並んだ図書館だった。監督は、スカブコーラルが集めた情報の集合体として、図書館を描いたという。では、スカブコーラル、言い換えるとコーラリアンは、どんな情報を集めているのだろう。その図書館の中で、一冊の本を探すエウレカ。自分のことが書かれているはずのその本は、まったくの白紙だった。自分には何もないと絶望するエウレカは、スカブコーラルに溶けていく。その時、エウレカが助けを求めたのは、ホランドでも子どもたちでもなくレントンだった。 エウレカをスカブコーラルの中から助け出したレントン。ニルヴァーシュはセブンスウェルを起こし、トラパーが大噴出する。山の頂上、トラパーの大波に乗って現れたニルヴァーシュの姿に、得体の知れない恐ろしさを感じる。ニルヴァーシュはただのメカではない。レントンとエウレカを観察し、その行動に合わせて、自律機動をしているのだ。
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映像配信
DVD第6巻に収録。