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コーラリアンによる惨劇に落ち込むゲッコーステイト。タルホの提案でリフをすることになり、レントンはエウレカとともにロングボードで空を舞う。そして、ホランドは自らの決意をメンバーに語るのだった。

 1万年前の地球、サーフィンを楽しむ人々の映像から始まる。この世界には海が存在しない。その代わり、トラパーと呼ばれる大気の性質を利用して、人々はリフを楽しんでいる。ストナーは言う。人々はサーフィンこそ知らないが、リフを通してスカブコーラルと対話し、この星そのものの存在を感じ取っていると。しかし、その対話もデューイの攻撃によって、終焉を迎えようとしている。
 クダンの限界が起きる前に、エウレカとレントンはスカブコーラルの中枢を目指すことになる。そのために、ホランドは二人を守る決意をするが、それは命懸けの行為だ。その想いを知ったタルホは、束の間の休息を取ることにする。タルホの前でリフをしてみせるホランド。リフができない身体になってしまったが、鼻水を垂らしリフをする。「この星を守りたい」というホランドの言葉は、この物語の核となるものだ。それと対照的に、レントンとエウレカはロングボードで空を舞うのが印象的。若い二人は、軽々とスカブコーラルとの対話を果たしてしまうのかもしれない。

 そしてホランドは、ゲッコーステイトの解散を告げる。「これまで、彼らはゲッコーステイトじゃなかったんです。ホランドに全決定権がある、ホランド帝国というかゲッコーネイション。それが、ここに来てようやく、彼ら一人一人が考え行動する、ゲッコーステイトに成り得たんです」と監督は語る。
  「*パシフィック・ステイト」解説
(c) 2005 BONES/Project EUREKA・MBS