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捕縛されたヴォダラクの高僧ノルブを救うため、月光号は首都へ向かう。道中レントンは、ホランドとノルブの出会いを知る。彼こそエウレカやコーラリアンの謎を解く鍵となる人物だったのだ。

 ノルブを奪還するため、首都へ向かう月光号。これまで幾度も登場した、ヴォダラクの高僧ノルブとは何者なのか。ホランドやタルホの語りから、物凄い力を持つ老人であることは分かるのだが。物語は回想の形を取って、ホランドとエウレカの辿ってきた道を描く
 塔州連邦軍、ホランド率いるS.O.Fは、ニルヴァーシュtypeZEROのパイロットとしてエウレカを作戦に参加させていた。エウレカは現アネモネと同じような立場にあったのだ。そのような状況下、ホランドはノルブと出会う。そして、エウレカが人型コーラリアンであることを知る。「本当はもうちょっと前に登場させるつもりだったんですけど。ノルブとサクヤは、この後レントンとエウレカが辿るかもしれない道を既に辿っている、先達なんです」と監督。ノルブは先達として、ホランドにエウレカとこの星を守れと伝える。
 それにしても、ノルブの力には驚きだ。ノルブはトラパーに干渉する力を持っている。シウダデス・デル・シエロの搭を破壊したのは塔州連邦軍ではなく、ノルブだったこともここで発覚。この力を前にしたホランドは、その価値観を変えていく。軍やデューイを絶対と確信していたホランドにとって、それは大変な衝撃だっただろう
ホランドとエウレカにとって、シウダデス・デル・シエロは思い出したくない過去なのかもしれない。それでも、未来へ向かうために、彼らは再び過去へと戻る必要があった。過去を知るからこそ、未来へと彼らは進んでいけるのだ。
 そしてこの回で注目なのは、レントンとエウレカの周囲を固める人たちだ。まずは、ホランドに妊娠を告げるタルホ。彼女の母性に満ちた表情は、自分の内に誕生した子どもにだけではなく、レントンとエウレカ二人にも注がれているようだ。そして、皆の役に立ちたいと月光号の操縦を買って出るムーンドギー。こうした周囲の助けを借りて、レントンとエウレカの二人は以降の危機を乗り越えていく。

  「*インナー・フライト」解説
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