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グレートウォールを突破したエウレカたちが見たものは、青い海をたたえた地球だった。これからどうすればいいのか、戸惑うレントン。その頃地上では、デューイがアネモネに自らの過去を語っていた。

 真の約束の地に辿り着いたレントンたち。始めて見る青い海に、そこが地球であることに気づく。レントンたちが住む大地は、地球の上に存在していたのだ。一万年前、地球を旅立った人類は、再び地球の上に戻ってきていた。どこへ向かえば良いのか、レントンには分からない。肝心のニルヴァーシュもトラパーがないため飛ぶことができず、彼らは漂白者となってしまった。
 その頃、地上では新年の宴が開かれていた。美しく着飾ったアネモネがデューイとともにワルツを踊るシーンでは、アネモネの心の機微が描かれている。アネモネに自身の過去を語るデューイ。その回想によれば、デューイは「贄の王」の血筋を引くという。ノヴァク家は、父親殺しという伝統儀式を持つ家系なのだ。初めてデューイの過去が明らかにされるが、それを聞いたアネモネは嫌悪感を拭いきれないようだ。
「デューイにとってアネモネはもう不要な存在になってきています。だから、最後に話をしてあげようと思ったんです」そう監督は語る。アネモネもこの時点で、自分の行く末を理解しているのだろう。だからこそデューイの孤独を知った時、身を任せていられる存在ではないと再認識したのかもしれない。デューイの昔語りが、どこまで本当なのかは不明のままだ。だが、「父親殺し」が物語の王道であるならば、最終的にデューイがレントンに敗北を喫したのは興味深い。
 ホランドは危険を顧みずtypeB303を繰り、AFXを撃ち落すため宇宙へ飛び出す。残された時間はないが、レントンとエウレカには新たな試練が待ち受けていた。エウレカの身体に、異変が起こり始めていたのだ

  「*ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド」解説
(c) 2005 BONES/Project EUREKA・MBS