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ホランドたちにすべてを託されたレントン。姿を変えたニルヴァーシュに乗り、エウレカのもとへ向かう。抗体コーラリアンをなぎ払って空へと舞い上がった彼は、ついに愛しい人と再会する。

 いよいよ、最終話! 1年間に及ぶテレビシリーズの締め括りは、その物語の核を映す。司令クラスターに取り込まれたエウレカ。彼女を救おうとするレントン。そして、ラストの月に浮かんだハートマーク。「ボーイミーツガール」を謳った『エウレカセブン』に相応しい締め括りだったと言えるだろう。今回は大きなネタばらしはせず、監督からコメントをもらった。
 まずは、月の表面のハートマーク。この印象的なラストは、どのような過程で構想されたんでしょうか。「ラストを真面目に描くか、それとも不可解なものを不可解なままで終わらせるかは考えどころでした。結論から言えば、その中間を取ったつもりです。月にハートマークは、レントンらしい終わり方を考えたんです。かっこ良いままでは、どうしてもレントンらしくないなと思ったので。レントンとエウレカ、若さゆえに突っ走った二人の愛を世界中の人が見たら……と考えたんです。これって、自分に置き換えたらすごく恥ずかしいことですよ(笑)。今後、この世界で戦いが起きたとしても、空を見上げれば、嫌でもでっかいハートマークが視界に飛び込んできます。戦うことに脱力する人がいるかもしれないですよね」。
 それから、ラストにレントンとエウレカの姿が映ります。彼らはどうなっちゃったんでしょう。「二人のドラマは、47話の段階で一応の決着がついているんですよ。なので、最後に二人の姿をこちらから具体的に提示して見せることはしなかったんです」。なるほど、印象的な二人の絵は、視聴者それぞれがどんな結末を迎えたのか想像を膨らませられる終わり方となった。
 では最後に。監督からファンの方に向けたメッセージをお願いします。
「今でも盛り上げ支えてくれる方がいて、とてもありがたいと思っています。何か恩返しができたらいいなと思いますが、ひねくれ者なんで(笑)、普通の恩返しはできないかも。そんな感じで期待していてください」

『エウレカセブン』の世界は、この先も広がっていきそうだ。
  「*星に願いを」解説
(c) 2005 BONES/Project EUREKA・MBS