でも、いくら皆が悪い子だからって、死んでしまうほどのお仕置きをするのは、 あんまりだ。 ひどいじゃないか。
「僕もさっき、電気をくらったけど、眠らなかったよ」
「お前は、人間じゃないからな。それに、ゼペットは、自分で作った旧世界ゴムのコートを持っとる。ワシらの村はな、ゼペットの店のゴムのコートのおかげで、今のところ、たいした被害が出ずに、生き残っておるんじゃ」
「ううん。私じゃないの。親方のおかげなの」
親方も、コートを作る人なの? そう聞こうと思った時、車の前につってある鏡に、何か銀色の光が反射した。僕とゼペットはすぐに気づいて、後ろを振り返った。振り返らず、前を向いたままの親方が、がらがら声を押しつぶして、言った。
「しまった……ロボットどもめ、もう追いついてきおった!」
銀色で、四角くて、お腹の真ん中に赤いボタンのある、ヘンテコ鳥たちの群れが、僕らめがけて、飛んできていた。ゼペットの声が、一層震えた。
「どうしよう、親方!」
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