アントニオーニ親方のゴーグルには、鼻を覆うマスクみたいなのがついていて、ゴーグルをはぎ取ると鼻もあらわになった。あらわになった親方の鼻は、赤かった。文字どおり真っ赤な色をしていた。それは、よく見ると、鼻じゃなかった。赤いボタンだった。ヘンテコ鳥たちのお腹にあったものと、同じものだった。
「お前が、俺たちの味方であることを証明してもらうぜ、ピノキオ。そのロボットオヤジの、機能停止ボタンを、押せ」
クリケット・ジョーが、燃えるような目でにらみつけながら、僕に言った。
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つづく
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