「親方の機能停止ボタンって、どれ?」
僕は念のために質問してみた。
「鼻さ」
クリケット・ジョーは面倒くさそうに答えた。やっぱり、そうだよね。
「このロボットオヤジは、鼻が機能停止ボタンになっているんだ」
「押したらどうなるの」
「機能停止ボタンと言っただろう。押せば、機能停止する」
「機能停止するとどうなるの」
「二度と動かなくなる」
「あの、ヘンテコ鳥みたいに?」
「そうだ。お前が何羽も倒したあの鳥みたいに、動かなくなるんだ」
面倒くさそうな割に、クリケット・ジョーは、丁寧に答えてくれる。さすが、隊長って言われて偉そうにしてるだけのことはあるなあ。
「動かなくなるってことは、死ぬってこと?」

 
 
  
 
 
 
 
 
 
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