「どうかな? カモフラージュ電波が突破されたのは、何故なんだ?」
「違うんじゃ、クリケット・ジョー、ワシのせいではない」
ゼペットは、アントニオーニ親方とクリケット・ジョーの顔を交互に見比べた。
フォックス中尉とキャット少尉も、ふたりの顔を見比べていた。
みんな、驚いているみたいだった。
僕も一緒に驚きたかったけれど、そもそも、カモフラージュ電波ってなんなんだろう? でもそれを質問したらみんなに怒られそうだったから、黙っていた。あとで、ゼペットに教えてもらおう。
「ワシは……ワシは何もしておらん」
「俺に推理できるのは、ここまでだ。せめて、俺たちについてくるかどうか、自分で決めさせてやる。今夜一晩、よく考えるんだ。ロボット親父」
「クリケット・ジョー」
と、ゼペットが言った。
「なぜ、カモフラージュ電波と親方が、関係あるの?」
ゼペットの質問に答えようとせずに、クリケット・ジョーは、みんなを見渡した。そして、強い声で言った。
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