ところが、せっかくそうやって遠くまで行っても、結局僕らは全滅している村ばかりに出くわして、生き残っている村はなかなか見つけられなかった。
眠っている人すらひとりもいない村もあった。ベッドは、ただのお墓の墓標みたいになっていた。ロボットたちは、眠っている人たちが死んだら、ちゃんと埋葬してくれるんだってさ。
優しいのか恐ろしいのか、わかんないや。
いくつかの村は、ゼペットの村と同じように、建物が全部ぺちゃんこに踏み潰されていたりもした。
「アントニオーニ親方の言った通り、大変なことが起こっているようだ。カモフラージュ電波を見破る方法を、奴らは手に入れたに違いない」
と、クリケット・ジョーは言った。
「だが、生きてる村は必ずある。きっと俺たち自警団の力を必要としている」
僕らは、まだ生きている村を探すために、西へ行ったり東へ行ったり、南へ行ったり北へ行ったり、来る日も来る日も旅を続けた。
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