プリンス社のロボットたちに出くわすこともあった。
隠れてやり過ごせるときは隠れたけれど、無理そうなときは、皆で戦った。
戦う場合は、まず、キャット少尉が遠くから、敵のロボットの数や、形の特徴を観察して、クリケット・ジョーに教える。
クリケット・ジョーは、それを聞いて、一番良い戦い方を考える。
言われた通りにやってみると、僕らは不思議なほど、上手い具合に、連中を全部、機能停止させることができてしまうんだ。
クリケット・ジョーが言うには、これも格闘技と同じで、僕らがどういう順番で動けば一番良いか、「推理」してるんだってさ。
僕は大抵、クリケット・ジョーの言ったことを忘れて、どう動いたらいいかわかんなくなるんだけど、いつもゼペットが遠くから叫んで教えてくれるから、心配ないんだ。
そのうち、もう最初っから、クリケット・ジョーの言ったことをその場でゼペットに言いなおしてもらうようにしたら、僕は全然、ジョーの指示を忘れなくなった。
クリケット・ジョーは、僕とゼペットのことを、褒めてくれた。
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