そんなことないよ、きっとゼペットは、ゼペットの好きな、かわいい服を作ることができるよ。僕はそう言おうと思ったけれど、もしも言ったら、なんだか鼻が伸びてしまいそうな気がして、言えなかった。
「だから、私は、もう楽しいなんて、あきらめたの」
「いつ、あきらめたの」
「村を出る時よ」
その時だった。
「停めろ、アリドーロ!」
というキャット少尉の声がして、自動車が急停車した。
僕らは前の席につんのめった。
クリケット・ジョーが叫んだ。
「どうした、キャット少尉!?」
「前方に、プリンス社の攻撃用ロボットです! たくさんいます」
僕らは、双眼鏡を交代で使って、キャット少尉の指差す方向を見た。
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