とフォックス中尉がクリケット・ジョーをかばった。
「不可抗力だと? 自警団が言い訳か」
キャット少尉がゆっくりと目を開いて、フィラメントと目を合わせた。
「フィラメント。そう言う君だって、村を守れずにひとり、生き残っているじゃないか」
そうそう、そうだよ! さすがキャット少尉は落ち着いているなあ。
フィラメントは、何も知らずに、クリケット・ジョーたちばかりを責めすぎだよ。
良い子は、人の過ちばっかりを非難しあわずに、許しあって、力を合わせなければいけないんだ。
「お前らに、何がわかる。オレは、普通の自警団じゃないんだ」
フィラメントが、うなるように言った。
「オレは、村の科学者たちが命をかけて調べ上げた情報を持ってる。眠らされるわけにはいかない」
クリケット・ジョーが穏やかに言った。
「科学者たちが調べた情報とはなんだ?」
「言えないね」
「オレの推理を、聞いてくれ、フィラメント」
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