と、クリケット・ジョーが大きく息を吸いこみ、目の炎を燃やした。
「なぜ、カモフラージュ電波が破られたのか、ずっと考えていたんだ。カモフラージュ電波は、ロボットたちの超原則プログラムを騙すように計算して作られている。これが破られたってことは、オレたち人間の中の誰かが、プリンス社の存在を脅かす存在になったってことじゃないのか。だから、ロボットたちは、背に腹変えられず、超原則プログラムまで改ざんしはじめた。違うか」
「それ以上しゃべるな、クリケット・ジョー」
「図星か」
「さあな」
「教えてくれ。科学者たちがお前に託した情報って、なんだ? まさか、プリンス社のロボットたちを全滅させることができるような情報なのか」
フィラメントは、黙りこんでしまった。
フォックス中尉とキャット少尉が、興奮してしゃべった。
「本当か、フィラメント」
「凄いぞ、もしそんなことが……ロボットたちを全滅させるなんてことができたら」
「ロボットたちを全滅させられたら、もう、びくびく隠れて暮らさなくてもよくなるね」
![]() |
![]() |







