「俺たちが見つけて良かったぜ」
そう言って、たくさんある脚を忙しく動かし、僕の体の周りの砂をどんどん刎ね飛ばしていく。
どういうことだろう?
やがて、砂が少なくなって、僕はとうとう砂の外に這い出ることができた。僕を助けておいて、それから電撃を浴びせるつもりかな? でも全然、2匹は僕を攻撃するそぶりがない。
それどころか、
「わお、でっけえ!」
「変わった形だぜ!」
などと言って、面白そうに僕のことを眺めてるんだ。今なら、走って逃げられるかもしれない。でもその前に、まずは助けてもらったお礼は言わなくっちゃ。
「助け出してくれて、ありがとう」
「なに、礼には及ばねえぜ」
「そうとも、同じロボット同士じゃねえか」
やっとわかった! 2匹は、僕のことを仲間と思っているんだ。
「あれ! ヘイ、ピノキオ、お前!」
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