僕らは、だんだんと地面に近づいてきた。
「さてと、俺たちは、お前を取り逃がしたことにして、仲間のところへ戻らなけりゃあな」
「メシを食わせてやれなくて悪かったな。このあたりの地面を掘りゃあ、電池くらいは見つかるかもしれないぜ」
僕は電気を食べることができない。でも、いちいちそれを言うのはやめておいた。
スコーピーとネットスミスは、僕の体から飛び降りるために、下に垂れ下がってる糸につかまった。
「じゃあな、ピノキオ。次に会った時は、友達じゃねえ。敵同士だ」
「そうとも。なるべく会わねえようにしようぜ」
「うん、さようなら」
「そうだ。ヘイ、ピノキオ。仲間の人間に会ったら、言っておけよ」
「何を?」
「最近、人間の科学者たちが、プリンス社本社の中央コンピュータ様の場所を突き止めたらしいじゃねえか。そういうこと、やめとけってさ」
「えっ」
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