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次に目が覚めた時は、地面と空が上下逆さまに見えた。
「ううーん。目がまわる」
「あっ。ごめんよ」
とアリドーロの謝る声が聞こえて、地面と空がくるんとまわり、ちゃんともとどおりになった。アリドーロが僕の頭を逆さまに持ち上げていたのだった。
僕はいくぶん、頭がはっきりしていた。
「今ね、君の首のところを調べてたんだ。ぽっきり、折れちゃってるねえ。不思議だなあ、ピノキオは。頭だけになってもちゃんと生きてるんだなあ」
「うん、だって、僕は人間じゃあないからね」
「でも、ロボットでもないよなあ」
「実は、ロボットたちと仲良くなれそうだったけど、あんまりうまくいかなかったよ」
「君は木でできてるからなあ。普通ロボットは生き物じゃないけれど。でも、木は、生き物だもんなあ。君は、なんなんだろう」
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(C) 2007 西田シャトナー・灯夢/BANDAI VISUAL