「ロボットと同じように、人間に作ってもらったことは確かだよ。あっ、そうだ」
僕はうっかりしてた。見つけてもらったり、水を飲ませてもらったり、チョコレートをもらったりしたお礼を、アリドーロに言ってなかったよ。
「アリドーロ、ありがとう。チョコレートは、君の大事なお菓子なのに」
「いやあ、友達の方が大事さあ」
と、アリドーロは笑った。
「アリドーロは、なぜ皆と一緒じゃないの?」
「えっ。い……いやあ。えーとね」
「まさか、僕を探しにきてくれたの?」
「えっ。う……うん。そうだ、そうなんだ。オレは、ピノキオを見つけてこいって、隊長に頼まれて、それであちこち、探してまわってたんだよ。うん、そうなんだ」
アリドーロは、そうなんだそうなんだと、やたら繰り返しながら僕に言った。
「クリケット・ジョーが、僕のことを見つけろって?」
「うん、そうだよ。そう言った」
 
 
  
 
 
 
 
 
 
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