でも、少なくとも僕は、クリケット・ジョーたちと一緒に、ロボットたちを壊す手伝いをしてはいけなかったんじゃないだろうか。
ロボットたちだって、ひょっとしたらいつか良い子になるかもしれない。そのことをクリケット・ジョーたちに教えてあげるために、僕は500年も眠ってたんじゃないだろうか。
おじいさんゼペットなら、きっと、僕にそうしろって言うんじゃないだろうか。
ああ、なんてこった。
そんなことにも気づかずに、僕はこれまでにたくさん、僕と同じ立場のロボットたちの機能停止ボタンを押してしまったよ。
僕はこれから、うんと良い子になって、悪い子でも良い子になれるって証明しなくちゃならないぞ。
「アリドーロ、お願いがあるんだ」
「なんだいピノキオ」
「僕の体を、なおしてほしいんだ。僕は、君と一緒に、クリケット・ジョーたちのところへ戻るよ。皆に教えてあげなくちゃいけないことがあるから」
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