地面の下を、ゴゴゴゴ、という、地鳴りのような音が響いてきた。
さらに、砂漠の方角から、ガロロロ、という自動車のような音が聞こえてきた。
聞き覚えのある音だ、どちらとも!
僕は、とっさに叫んだ。
「アリドーロ! お願いだ。あのガロロロって音の方角から、もうすぐ車みたいな形をしたロボットがやってくる。僕を、そのロボットの方角へ向けて、投げて!」
「えっ。どういうことだい」
「ブルチネルラが、やってくる」
「ブルチネルラ?」
「きっと、クリケット・ジョーたちが、今まさにこの湿地帯の向こうで、海を渡ろうとしてるんだ。それを、ブルチネルラは邪魔しようとしてる」
「ブルチネルラって、なんなんだい」
「運が良ければ」
と、僕は言った。
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