僕らがロボットたちをやっつけようとするから、ロボットたちも僕らをやっつけようとするんだ。
僕らが仲良くしようと心がければ、そうすれば、ロボットたちだってきっと、僕らと仲良くしてくれる。僕の、ロボットの友達がそう教えてくれたよ。
そう言おうと思った。
でも、もしも僕らが島に上陸するのをあきらめちゃったら、ゼペットはどうなるんだろう。ビーナスと一緒のゼペットは、あの島にたどり着いているかもしれない。ゴムも一緒に流されていったって、今、キャット少尉が言った。ビーナスと一緒のゼペットには、ビーナスの「幸運」がついてる。ゴムも一緒に流されたって、今、キャット少尉が言ったもの。きっと、あの島にたどり着いて、ロボットたちの眠り電気も防いで、ゼペットは生き延びてる。
ロボットとは戦いたくないけれど、ゼペットを探しには行きたい。そう思うと、なかなか、島に上陸するのをやめようとは、言い出せなかった。
「おい、猫目少尉」
大きな目を見開いて崖をにらんでいるキャット少尉に、のっぽのフィラメントが話しかけた。
「登りやすいところを探してるなら、やめとけ。それより岩の割れ目を探すんだ」







