脳みそみたいなロボットが、入り口近くで眠っているアリドーロを見つけ、その体をさらって行った。
きっと、どこかで、ベッドを作ってそこに眠らせるんだ、と、僕は思った。
「アリドーロ。今まで、よくやったぞ」
クリケット・ジョーがつぶやいた。

龍の首と大きな骸骨が、眠り電気の火花を出した。フォックスが、その火花の中を進んで、まずは骸骨ロボットの胸の真ん中にあった機能停止ボタンを押した。骸骨ロボットは動かなくなり、入り口近くの水面に沈んだ。
「くそう! この龍みたいな奴、機能停止ボタンがない! きっと、首の根元の方の、胴体にあるんだ!」
フォックス中尉は、龍みたいなロボットの首と戦いながら、何発も、眠り電気を体に浴び続けた。
「まだか、キャット少尉!」
「わかった! フィラメント!」
「おう」
「天井に、大きな岩の出っ張りが3つあるだろう」

 
 
  
 
 
 
 
 
 
(C) 2007 西田シャトナー・灯夢/BANDAI VISUAL